桃の節句

昨日は桃の節句『ひな祭り』でしたね。



五節句のひとつである『桃の節句』ですが、『上巳(じょうし)の節句』とよばれ、女子のみのお祭りではなかったそうです。

節句は、『季節の変わり目』のこと。
昔は、奇数の数字が重なる月には、良くないことが起きると考えられていたそうです。
その邪気払いの意味を込めて、宴会をするようになりました。

その日が1月1日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日。
中国では桃の木に邪気払いの効果があると言われ、このため桃の節句に桃の花を飾ります。
また、桃の花のお酒を飲む習慣もあったそうです。
桃の花や種は『白桃花(はくとうか)』、『桃仁(とうにん)』として漢方でも知られています。
消炎、鎮痛や血の巡りの作用で、婦人病や高血圧の予防にも効果があるとされています。



『桃』という字は、木へんに『兆』と書き、兆は非常に多い数という意味で、とても多くの実がなる木、つまり多産や繁栄に通じるシンボルとして中国では、さまざまなモチーフに使われてきました。

桃の花言葉は『私はあなたのとりこ』・『天下無敵』・『気立てのよさ』です。

3月は何かと忙しい年度末ですね。
桃の木を愛でて、邪気を払い鋭気を養いましょう♪


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