重陽(ちょうよう)の節句?!
10月に入り、寒かったり暑かったりの季節ですね。 旧暦の9月9日は 『重陽(ちょうよう)の節句』 なんだそうです。 五節句 のひとつだそうですが、すべて答えられますか? 1月7日の 人目(じんじつ)の節句【七草粥】 3月3日の 上巳(じょうし)の節句【桃の節句/雛祭り】 5月5日の 端午(たんご)の節句 7月7日の 七夕の節句 9月9日の 重陽(ちょうよう)の節句 読むだけでも難しいですね。。。 昔から、 奇数 は縁起の良い 『陽数』 と考えられ、その奇数が重なる日をお祝いしたのが五節句の始まりだそうです。 中でも 一番大きな陽数『9』が重なる9月9日 を 『陽』 が 『重なる』 と書いて 『重陽の節句』 と定め、不老長寿や繁栄を願う行事をしてきました。 こうした節句は植物と深い関係があるそうで 1月7日→七草の節句 3月3日→桃の節句 5月5日→菖蒲の節句 7月7日→笹の節供 9月9日→菊の節句 とも呼ばれるそうです。 菊 は薬草としても用いられ、 長寿の力 があるとされてきたそうです。 実際に、菊のお花は他のお花に比べて花期も長く、日本の国花としても親しまれていますね。 『菊』 というと、お供えなどのイメージですが、 『マム』 といって品種改良された西洋菊があります。 カラフルでキュートなので『和』だけでなく『洋』にも自然に溶け込んでくれますよ。 花持ちもよいので、是非飾ってみて下さいね。 『健康で長生き』 はすべての人の願いですね。必ず訪れる『お別れの日』を知っているが故の願いなのかもしれないと思いました。 あたりまえのような毎日は奇跡の連続です。 命を尊び、健やかで幸せな日々が続くことを願う 『重陽の節句』 を菊の花を愛でながら楽しみましょう♪