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カーネーションハーバリウムのこだわり②

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前回の記事に引き続き、 カーネーションのハーバリウムに対するこだわりを書きたいと思います。 今回は『デザイン』について。 今年は、当初『ミニボトル』と『角ボトル』の二種類でした。 ミニボトルは、シンプルにカーネーションの魅力を表現したものです。 とてもシンプルなのですが、カーネーションだけではお花が浮いてきてしまいます。 いかにカーネーションの魅力を邪魔しない形で浮かせないようにするか尚且つ、華やかさをプラスできるか。 これが課題でした。 『浮く』という課題には 【タマリンドファイバー】(マメ科の植物の根っこ部分?ちょっと詳しくはわかりません。)という花材で対応しました。 オイルを含んで膨張しすぎることもないので、透明感を邪魔することもなかったです。 が! 根っこの太い部分はデザインの邪魔になってしまう気がしましたので一つ一つ取り除きました。根気のいる作業でした。。。 タマリンドファイバーの根っこ?部分 そして『華やかさ』に関しては、 光が当たらない場所でもキラキラした感じが出したかったので、 【カーリースモーク】という銅線で作られた素材と、ラメ加工されたプリザーブドのカスミソウをほんの少し(きらめきが感じられる程度)加えました。 あまりにもキラキラ感が出てしまうと、せっかくのメインであるカーネーションの邪魔になってしまいます。 ドライフラワーは本当に繊細で強い力を加えるとバリんと壊れてしまいます。 そーっとそーっと小さな瓶へ詰める作業は集中力を要します。 作製段階で気づいた小さなお花のかけらなどはピンセットやスポイトで取り除きます。 約4㎝×4㎝×12㎝の小さな瓶の中にたくさんのこだわりを詰め込みました。 そして、角ボトル。 こちらにはカーネーションの他に、黄色いバラのドライフラワーも入っています。 バラに関してはこれも自己流ですが、 やはりしっかりと水揚げをして最適な開花の状態を見計らいます。 バラはカーネーションとは異なり、熱を加えると色が飛んでしまうように感じました。 ですので、バラは熱を加えずに風を当てながら除湿する方法をとりました。 熱を加えない分、仕上がりには時間を要します。 去年は、準備が間に合わなかった経験があったので今年は年明けからド